事務所ブログ

2014年5月 9日 金曜日

家事審判のイメージ

遺産分割や婚姻費用分担など、家事の調停事件については、調停が不調になると審判が開かれます。

調停のイメージはブログでもお伝えしておりますが、今回は審判のイメージをお伝えしたいと思います。

まず、調停は当事者間の合意によって成立しますが、審判は審判官が最終的に審判を出し、一定の判断を示すことになります。ここが一番異なります。

次に、調停と審判では当事者以外の登場人物が異なります。

調停では調停委員2名が対応しますが、審判では家事審判官(裁判官)が直接対応し、調停委員は審判廷には出席しません。

進行ですが、調停では申立人と相手方が交互に調停室に入り、それぞれ言い分を主張することになります。

しかし、審判では基本的には双方が同席して進行し、少なくとも代理人が就いている事件については、書面での主張・立証が中心となります。

そして、審判官から、調停の記録や審判で出された主張書面等に基づき、必要に応じて法的観点からの質問がなされます。

もちろん審判で話し合い解決がなされることもあります。

事実関係等に大きな争いのある事案においては、一般の裁判のように双方の代理人が尋問のような形で進め、審判官が補充質問していくことがあります。

弁護士小川武士


投稿者 大宮桜木町法律事務所

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