事務所ブログ

2014年5月 1日 木曜日

裁判と権利の実現について

 例えば、貸していた10万円を返してほしいという裁判をして勝訴した場合、10万円について当然に返してもらえると思うかもしれません。
 ところが、実際にはそうではありません。
 借りている人が敗訴したからと素直に返済してくれればもちろん問題はないのですが、自主的に返してくれないと、勝訴した側で借りている人の財産がないか探し当て、差し押さえなどの強制執行をする必要があります。
 他方、借りている人と話し合いがまとまって和解をした場合、借りている人も自分で合意をしているため、自主的に返済をしてくれる可能性が高いと言えます。
 裁判に勝つことが目的ではなく、お金を返してもらうことが目的であることが普通です。
 和解をすることは勝訴以上に返済してもらう有効な手段となることがあります。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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