事務所ブログ

2014年6月 4日 水曜日

住宅ローンと民事再生(大事な住宅を失わないために)

前回は、住宅ローンを支払えず、破産する場合についてご説明しました。
今日は住宅を維持したまま負債を整理する手続について簡単にご紹介します。

負債整理の方法としては、①当事者間で分割払い等の和解を行う任意整理、②裁判所に申立てを行い、最終的に負債をゼロにする破産手続がありますが、もうひとつ、③民事再生という手続があります。

民事再生の最大のメリットは、住宅ローン以外にも負債を抱えている方が、支払不能のおそれのある中で、住宅を維持しながら負債整理を行える点にあります(もちろん、住宅ローンがない方でも民事再生の利用は可能です。)。

簡単にいうと、住宅ローンについてはしっかりと支払って住宅を維持しながら、他の負債については、一定の要件・手続にしたがい、負債を法律上圧縮する制度となります。

たとえば、一定の安定した収入のある方で、住宅ローンのほかに負債が300万円あり、一方で資産はほとんどない方がいるとします。

裁判所が再生計画を認可しますと、住宅ローン以外の負債は100万円に圧縮され、たとえば3年間で、住宅ローン以外の債務を毎月合計約2万7000円を分割で支払っていくイメージとなります(100万円÷36回)。

簡単に説明すると以上のとおりですが、いざ手続きを進めるとなると単純ではありませんので、弁護士にご相談下さい。

いずれにしても、負債整理を進める上で特に重要なのは、どの負債整理手続きを行うのが自分自身の経済的立ち直りに資するかという見極めだと思います。

大宮桜木町法律事務所では、いずれの手続を利用するのであれ、単に和解すればいいとか、破産の免責決定を得ればいいとかではなく、その方の経済的立ち直り(経済的更生ともいいます。)という観点を大事にしております。

弁護士小川武士

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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