離婚

2014年8月28日 木曜日

性格の不一致だけで離婚できるか

性格の不一致だけを理由に、離婚を求めることができるでしょうか。

日本では協議離婚が認められています。
ですから、理由はどうであれ、夫婦が合意すれば離婚をすることができます。
そのため、性格の不一致を理由にしても、相手が了解すれば、離婚に至ります。

問題なのは、性格の不一致だけを理由にして、一方的に(つまり法的手続で)離婚できるかです。

民法770条には、離婚理由として次の5つが掲げられています。
不貞行為
悪意で遺棄
生死が3年以上明らかでない
強度の精神病にかかり回復の見込みがない
その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

はじめの4つは、5つめの婚姻を継続し難い重大な事由の例示と考えられています。
そのため、性格の不一致が、この婚姻を継続し難い重大な事由にあたるかを検討することになります。

しかしながら、基本的に、性格の不一致だけでは、この要件を満たさないとされています。

ただし、性格の不一致だと言っても、内容は様々です。
ですから、法的に認められるような離婚原因が隠れていないか、確認が必要です。

ご相談にお越しの際は、事情を詳しくお聞かせください。

弁護士 山下紘司

投稿者 大宮桜木町法律事務所