事務所ブログ

2014年9月 4日 木曜日

遺留分4 遺留分減殺請求をされた場合

 遺留分減殺請求をされると、遺留分を侵害している分を返還する必要があります。
 理屈としては、物を受け取っていたらその物を返すということになるわけですが、減殺を受けた側は物ではなく、減殺される部分に相当する金銭を支払うことを選択することもできます。
 これは、減殺を受けた側が選択できるのであって、減殺をする側が金銭での支払いを求められるわけではありません。
 減殺された側は、その対象物をどれだけ必要としているか、例えばそれが居住している不動産なら金銭の支払いをしてでも確保する必要があるでしょうし、価値はあるのかもしれないが不要な物ということなら物での返還を選ぶなど、状況に応じて判断する必要があります。
 減殺をする側も、金銭でほしい場合とその物がほしい場合とありますので、話し合いをして妥当な解決を目指す作業が必要になってきます。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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