事務所ブログ

2014年9月 4日 木曜日

温泉法

温泉を保護・可燃性天然ガスによる災害を防止・温泉の利用の適正・公共の福祉の増進に寄与といった目的で、温泉法が規定されています。

温泉が好きという方は多くいらっしゃいますが、温泉法という法律があることは、あまり知られていないかもしれません。

温泉法にいう温泉とは、何でしょう。
「地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するもの」とされています。
別表は中身がたくさんあるので、ここでは割愛します。

温泉というと暖かいお湯(温水)のイメージですが、温水に限られません。
水蒸気やガスでも温泉になり得るのですね。

温泉をゆう出させようと意気込んで、勝手に土地を掘削してはいけません。
温泉をゆう出させる目的で土地を掘削するときは、都道府県知事の許可を受ける必要があります。
この許可は、温泉の湧出量、温度又は成分に影響を及ぼすときなど、不許可事由に該当しない限り、下りることになっています。

許可無く土地を掘削すると、罰則の適用があります。

温泉が湧いたとして、これを公共の浴用または飲用に供するときは、都道府県知事の許可を受けなければなりません。
そして、施設内の見やすい場所に、①温泉の成分、②禁忌症、③入浴又は飲用上の注意、④入浴又は飲用上必要な情報として環境省令で定めるものを掲示しなければなりません。
これは、見かけたことがあるのではないでしょうか。

日常生活では、温泉法はまず目にしませんが、温泉にも様々なルールが定められているのです。

弁護士 山下紘司

投稿者 大宮桜木町法律事務所

カレンダー

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30