事務所ブログ

2014年9月14日 日曜日

消息不明の相続人がいる場合の相続3 不在者財産管理人

 調査などをしても消息の分からない相続人がいる場合、その人について、家庭裁判所に不在者財産管理人選任の申立をすることを検討することになります。
 不在者財産管理人とは、文字どおりの意味ですが、消息不明になってしまった人の財産を管理する人です。
 消息不明の相続人に代わり、この不在者財産管理人を加えて遺産分割協議を行うことになります。
 遺産分割することを前提に申立をするということになると、不在者財産管理人には家庭裁判所により弁護士が選任されることが考えられます。
 不在者財産管理人が選任され、ようやくもともとの目的であった遺産分割協議ができるようになります。
 ただ、家庭裁判所への申立前にする代理人の調査などや、申立後の家庭裁判所の調査などの時間がかかりますので、かなり順調にいったとしても半年はかかることを覚悟する必要があります。
 また、不在者財産管理人の費用をどうするかという問題もあります。家庭裁判所が選任するわけですが、家庭裁判所が負担してくれるわけではありません。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

カレンダー

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30