事務所ブログ

2014年10月21日 火曜日

刑事事件2 弁護人の選任

 弁護士の刑事事件への関わり方は、一部の例外を除いて弁護人としてのものです。
 私選の場合は被疑者、被告人などから、国選の場合は国から、弁護士がその具体的な事件について選任されると弁護人となります。
 言うまでもないことですが、被疑者、被告人を弁護するのが弁護人の役割です。
 なお、例外としては、犯罪被害者の代理人として関与する場合などがあります。

 私選弁護人をつける場合は、自分の選んだ弁護士と委任契約を交わし、選任するわけですが、国選弁護人の場合は、基本的にだれを弁護人にするかは選べません。
 ただ、国選弁護人といっても、全ての場合につけてもらえるわけではありません。
 まず、一定以上の資産がある場合は私選弁護人をつけることが優先させられます。
 さらに、起訴される前の段階では、留置場などに入れられる身体拘束を受け、しかもそれが一定以上の法定刑である犯罪についてなされている場合に限られます。

 また、国選弁護人であれば費用がかからないとは限りません。
 裁判で有罪となり、裁判官が裁判にかかった費用を被告人に負担させることにした場合、そこに含まれる国選弁護人の費用も請求されることになります。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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