事務所ブログ

2014年10月23日 木曜日

刑事事件4 検察官

 ドラマの題材にもなっている「検事」ですが、事件を担当する検察官が検事とは限りません。
 検事以外にも、副検事や検察事務官が検察官として取り調べなどを行うことがあります。
 副検事などと区別するために検事のことを「正検事」などと言ったりすることもあります。
 司法試験に合格し、司法修習を終えると、いわゆる法曹三者と呼ばれる、裁判官、検察官及び弁護士のいずれかになれるのですが、ここで検察官になる人は正検事になります。
 副検事などは司法試験に合格してなっているわけではなく、通常は検察庁に公務員として普通に就職し、検察事務官として経験を積んだ人がなっています。

 検察官の仕事は、特捜部のような例外を除いて、一定以上の規模の検察庁だと捜査と公判に分かれます。
 捜査は、警察からの捜査資料を精査し、被疑者を取り調べ、事件の処分を決めます。
 公判は、捜査担当の検察官が起訴した事件について、裁判に出廷するなどします。
 事件の担当が起訴を境に代わるわけですが、取り調べをした人が裁判にも出ると思っている人も多く、弁護をしている人に捜査を担当する検察官と裁判に出廷する検察官は別人だと説明すると驚かれることもあります。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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