事務所ブログ

2014年11月19日 水曜日

刑事事件7 勾留

 逮捕されたとしても、ずっと身体拘束を受けるわけではありません。
 逮捕による拘束は最大でも72時間です。
 それ以上の期間の拘束については、勾留という手続きがなされる必要があります。
 つまり、逮捕されても勾留がされなければ最大でも3日で家に帰れるということです。

 警察に逮捕されると、48時間以内に検察庁に送られます。
 これが「送検」と呼ばれるものです。
 在宅事件の場合は、身柄は送られず、書類だけが検察庁に送られるためテレビでは「書類送検」などという言葉が使われたりします。
 送検されると、検察庁で検察官の取り調べを受け、その検察官が裁判官に勾留を請求するか、それとも釈放するかどうか判断します。
 釈放されると、以後は在宅事件として捜査が行われます。
 勾留が請求されると、裁判官が事件の書類を読み、逮捕された人と面会し、勾留が必要かどうか判断します。
 裁判官による勾留決定が出ると、勾留請求された日を含めて10日間身体拘束が続きます。
 この10日間の間に、警察、検察は捜査を行い、事件を起訴するかどうかを決めます。
 勾留は延長されることがあり、最大で20日間拘束されます。
 なお、「拘留」と書かれたものを見かけることがありますが、これは法律的には別のものです。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

カレンダー

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30