事務所ブログ

2014年11月27日 木曜日

刑事事件11 起訴・不起訴

 事件について、正式な裁判を受けさせることにするか、略式裁判と呼ばれる罰金刑とするか、それとも不起訴として裁判は受けさせないで済ませるか。
 これらを事件の処分を決めるなどと言ったりしますが、決めるのは事件を担当する検察官です。
 ちなみに、警察官には処分を決める権限は一切ありません。
 ドラマなどでは、取り調べの際に、警察官が自白すれば処分を軽くしてやるといったようなことを言うことがありますが、実際にはそもそもそんな権限はないのでできるわけもありません。

 起訴された際に勾留されていれば、起訴後も自動的に勾留が継続されます。
 ただ、起訴後の勾留に対しては保釈の請求ができるようになります。
 逆に言うと、保釈されない限りは拘束が続きます。 
 起訴されると、それまでは被疑者と呼ばれていたものが、被告人という名称に変わります。
 一般的な事件ですと、起訴から1か月半程度後に裁判が行われます。
 事件について認めている、いわゆる自白事件だと1度の裁判で審理が終わり、あとは判決の言い渡しだけということになりますが、否認事件の場合は何度も裁判が行われ、相当な期間がかかることもあります。

 不起訴の場合は、勾留されていれば釈放されます。
 勾留されていない在宅事件だった場合は、特に何かがあるわけではありませんが、捜査が終了します。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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