事務所ブログ

2014年12月26日 金曜日

境界の争い7

境界確定訴訟の裁判が進み、双方主張・立証をある程度尽くしたとします。

それでは、境界確定訴訟は、判決で白黒つけるしか方法がないのでしょうか。

 この点について、境界確定訴訟は公法上の境界を確定する訴訟ですから、本来は私人が和解で境界を決めてしまうことはできません。

 したがって、基本的には判決で公法上の境界を確定させることになります(もちろん、判決に不服のある当事者は控訴ができます。)。
                                                                             
 もっとも、実質的に所有権の範囲の争いといえる場合には、所有権の範囲の確認等を和解で行い、境界確定訴訟自体は訴えの取り下げまたは訴訟終了の合意をして紛争を終結させることもあるようです。境界自体を和解で決めてしまうことはできません。

大宮桜木町法律事務所 弁護士小川武士
電話 048-783-3523
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投稿者 大宮桜木町法律事務所

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