事務所ブログ

2015年1月15日 木曜日

地代の争い7

貸し手が増額請求権を行使した場合、借り手としては、裁判が確定するまで、暫定的にこれまでどおりの地代を支払えば足ります。
これに対し、借り手が貸し手に減額請求をした場合はどうでしょうか。

この場合、減額を請求された貸し手は、「裁判が確定するまでは、相当と認める額の地代等の請求をすることができる」とされます(借地借家法11条3項)。

したがって、貸し手が従前の地代を相当と認めて地代の請求をした場合、借り手はその額を支払わなければなりません。

減額相当分を支払っただけでは、地代の一部を支払っておらず、債務不履行になります。場合によっては、債務不履行により契約を解除されかねませんので、減額請求をした借り手は注意が必要です。

大宮桜木町法律事務所 弁護士小川武士
電話 048-783-3523 メール info@os-law.jp


投稿者 大宮桜木町法律事務所

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