事務所ブログ

2015年1月16日 金曜日

地代等の増額,減額の争い8

地代の増額,減額の争いを予防するためには何か手段はあるでしょうか。
争いを予防するための手段として,契約書に特約を盛り込む方法があります。

特約について,借地借家法11条1項但書は,「地代の増額請求は一定の期間地代を増額しない旨の特約がある場合は適用しない」と規定しています。この特約によって,地代が不相当になっても一定期間は増額ができなくなります。

このような不増額特約は紛争を予防する上で意味があります。したがって,借り手の立場で賃貸借契約書を作成する際には,この点条項として取り入れるか検討することになるでしょう。

一方,借地借家法は,一定の期間地代を減額しない旨の特約についての規定を設けておりません。

貸し手の立場からすれば,減額しない旨の特約を入れたいところですが,判例は不減額特約があっても,なお地代減額請求を妨げないとしています。

大宮桜木町法律事務所 弁護士小川武士
電話 048-783-3523 メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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