事務所ブログ

2015年2月 6日 金曜日

使用貸借10 使用貸借の終了②

前回使用貸借契約の終了原因として民法597条を取り上げました。

もう一つ使用貸借契約の終了原因で特徴的なのは,「借主の死亡」です(民法599条)。

借主が死亡しますと,使用貸借契約は終了します。したがって,借主の相続人は,使用借権を相続することはできません。
これに対し,賃貸借契約の場合は,借主が借地権等を相続することが可能となります。

借主の死亡は使用貸借契約の終了原因となりますが,そのまま相続人が借用物を使用し続けた場合,当該相続人との間で黙示の使用貸借が認定される可能性があります。

したがって,借主が死亡して借用物の返還を求める場合,書面等によってきちんと使用貸借終了の意思を表示することが必要となる場合があります。

大宮桜木町法律事務所 弁護士小川武士
電話 048-783-3523
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投稿者 大宮桜木町法律事務所

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