事務所ブログ

2015年2月22日 日曜日

少年事件3 家庭裁判所送致と審判開始・不開始

 子どもが14歳以上の場合、原則として事件の全件が家庭裁判所に送致されます。
 大人の場合、検察庁の段階で不起訴処分となり、事件が裁判所まで行かずに終了することもありますが、少年事件では原則としてそれはありません。
 では、少年事件の場合、どんな些細な事件でも大人の事件の裁判に当たる少年審判を受けることになるのでしょうか。
 当然、そんなことはありません。
 家庭裁判所は、少年審判を開く必要がない事件では、審判不開始決定という少年審判を開かないという決定をして事件を終わらせます。
 大人の事件の不起訴処分に相当するものと言えるでしょう。

 家庭裁判所へ送致される際には、逮捕又は勾留によって身体拘束をされた子どもごと送致される場合と、身体拘束はされていないため事件の書類だけ送致される場合があります。
 子どもごと送致された場合、審判不開始になることはほとんどありません。
 一方、書類だけの送致の場合は事案に応じて振り分けられます。
 なお、子どもが14歳未満の場合は、児童相談所などから稀に家庭裁判所への送致があり得る程度です。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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