事務所ブログ

2015年3月 8日 日曜日

ペットのトラブル2 訴えられた側はどこを法的な争点とするか

 前回お伝えしたとおり,ペットが他人に危害を加えた場合,飼い主の過失が法律上推定されます。したがって,飼い主が相当の注意を払っていたことを証明して勝訴することは,ハードルが高いといえます。
 
 その結果,飼い主としては十分にペットを管理していたと考えても,過失の不存在1本で勝負するかは相当慎重に考えなければなりません。

 もう一つの対応の仕方としては,責任の存在を争いつつ(過失の不存在を主張しつつ),被害者の落ち度を主張することも考えられます。
 被害者の落ち度を理由に損害賠償額を減額させることを過失相殺といいます。

 ペットによる加害事故を起こした飼い主としては,過失の不存在を主張して責任の存在自体を争うか,同時に過失相殺主張するか慎重な検討が必要となります。

大宮桜木町法律事務所 弁護士小川武士
電話 048-783-3523
メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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