事務所ブログ

2015年4月 4日 土曜日

少年事件7 保護観察と少年院送致

 少年事件の結論として、主なものに保護観察と少年院送致があります。
 大人の裁判でいうところの保護観察が執行猶予判決で、少年院送致が実刑といったイメージでしょう。

 保護観察に付されると、保護観察期間は保護観察所の監督のもとに置かれ、定期的に保護司のもとに通い、指導を受け、保護観察所のプログラムを受けるなどします。
 保護観察の中にも、一般保護観察と交通保護観察の種類があり、それぞれについて短期保護観察というものもあります。

 少年院送致は、文字どおり少年院に送られるというものです。
 少年院には、初等、中等、特別及び医療の種類があります。
 初等と中等少年院は子どもの年齢によって区分されます。初等はおおむね12歳以上16歳未満。中等はおおむね16歳以上20歳未満です。
 特別少年院は、犯罪的傾向の進んだ、おおむね16歳以上23歳未満の者とされています。東光特等少年院はこの特別少年院のことだと思われます。
 医療少年院は、心身に著しい故障のある、おおむね12歳以上26歳未満の者が送致されます。
ただ、これらは法律上の種別であって、実際の少年院は複数の種類の少年院が併設されているのが通常です。
 少年院送致に関しては、一般短期、特修短期、長期等の処遇の区分があります。刑事事件の判決のように懲役何年といった具体的な期間が示されることはありません。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

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