事務所ブログ

2015年4月18日 土曜日

離婚裁判9 尋問

 裁判の中で、原告側と被告側、双方の主張、立証が一段落したところで、尋問が行われます。
 証人尋問という言葉はご存じかもしれませんが、証人とは事件の当事者以外の人のことを言いますので、当事者に対する尋問は当事者尋問と呼ばれます。
 離婚裁判では、尋問を行うのは当事者となっている夫と妻だけの場合がほとんどです。

 法廷で話を聞かれるわけですが、自由に意見が述べられるわけではありません。一問一答形式で、代理人や相手方の代理人からの質問に答える形になります。
 自分の代理人からの主尋問、相手方からの反対尋問、自分の代理人からの再主尋問、そして、最後に裁判官からの尋問という順序が通常です。
 主尋問に関しては、代理人と事前に打ち合わせを重ねますが、反対尋問で何を聞かれるかはもちろん分かりません。
 この尋問は、公開の法廷で行われます。ですので、だれでも傍聴することができます。
 離婚に関する事情ですので、人には聞かれたくないようなことも質問されます。できれば公開されたくないという方が大半ですが、こればかりはどうこうできません。
 とはいえ、さいたま家裁では傍聴人はいないか、1人くらい入ってくることがある程度です。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

カレンダー

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30