事務所ブログ

2015年4月21日 火曜日

離婚裁判10 判決

 裁判で、和解が成立せずに進んでいくと、最終的には判決が出されます。
 和解による解決と異なり、判決は白か黒か判断すると言われることもありますが、離婚自体は認めるか認めないかのどちらかしかありませんが、財産分与の部分などでは和解ほどではないにしろ生活状況などに応じて柔軟に考えてくれることもあります。
 判決が出されれば終わりかというと、そうとは限りません。和解であれば成立すればそれで確定ですが、判決の場合は、不服がある側は高等裁判所に控訴することができますので、確定するまで時間がかかります。
 判決の送達を受けた日の翌日から2週間は、控訴期間といって、控訴をするかどうか考える期間があり、それが経過することで確定します。
 どちらか又は双方から控訴が出れば、高等裁判所に移って裁判が続けられることになります。

 離婚を認める判決が確定したら、戸籍の届出をする必要があります。
 裁判をしているのだから裁判所が市町村に通知してくれればよさそうなものですが、そういうことはしてくれません。自身で届出をする必要があります。
 注意しなければいけないのは、判決確定から10日以内に届出をしないといけないという点です。
 また、親権をどちらがとったかにかかわらず、親が離婚しても子どもの戸籍はそのままです。父親の戸籍から母親の戸籍に移すには、家庭裁判所に別途、子の氏の変更許可を申し立てる必要があります。

 弁護士 松島俊行

投稿者 大宮桜木町法律事務所

カレンダー

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30