事務所ブログ

2015年10月26日 月曜日

成年後見1 後見の申立てと弁護士の関わり 事前説明の重要性



成年後見の申立ての代理を弁護士にご依頼いただくことがあります。
通常,ご依頼いただくのは,同居されている親族の方が多いです。
成年後見の申立てでは,申立てをされた親族の方を後見人候補者とすることがあります。

大宮桜木町法律事務所では,ご依頼の際に以下の点を十分ご説明するようにしております。

まず,裁判所が親族を後見人に選任した上で,これまでの財産管理の状況,財産の保有状況などから,別途弁護士等の後見監督人を選任することがあります。
したがって,後見監督人が選任される可能性がある場合には,その事前説明が必要となります。

もう一つは,当該案件が成年後見支援信託に付される可能性です。

成年後見支援信託とは,ご本人の財産のうち,日常的な支払をするのに必要十分な金銭を預貯金等として後見人が管理し,通常使用しない金銭を信託銀行等に信託する仕組みをいいます。

さいたまの家庭裁判所ですと,概ね1200万円以上の預貯金等がある場合には,裁判所の判断で,当該預金等を成年後見支援信託に付する運用をとっています。
その際には,親族の後見人とは別に,専門職後見人(弁護士等)が選任されることになります。

ポイントは,申立側の意向とは別に裁判所が職権で判断する点です。
したがって,裁判所の運用に照らし,成年後見支援信託に付される可能性がある場合には,ご依頼時にその事前説明が必要となります。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp


投稿者 大宮桜木町法律事務所

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