事務所ブログ

2015年11月 1日 日曜日

成年後見5 推定相続人の同意



 成年後見の申立てを行う場合,さいたまの家庭裁判所では,本人が死亡した場合に本人の遺産を相続する親族(推定相続人)の同意書の提出が求められます。

 何にどうするかというと,①本人の後見が開始されることと,②後見人候補者がいる場合に,その候補者が後見人なることの2点です。

 たとえば,両親と長女,長男がいる家庭で,長女が高齢の母親を本人とする成年後見の申立てをしたとします。

 この場合,推定相続人は父親と二人の子どもとなり,申立人である長女は,父親と長男から同意書を取得することになります。

 しかし,たとえば,本人の財産を管理していない親族が申立てを行ったが,事実上財産を管理している推定相続人が成年後見の同意をしないケースもあります。
 したがって,同意書の提出が必ず必要ということではありません。

 いずれにしても,申立代理人の弁護士としては,同意書の提出を渋る推定相続人に対し,後見の申立てをするに至った経緯,事情を丁寧に説明し,同意書を取り付けるよう努めることになります。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp



投稿者 大宮桜木町法律事務所

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