事務所ブログ

2015年11月 4日 水曜日

成年後見7 後見人の業務はいつまで続くか?



後見人の業務(後見等事務)は,①ご本人が死亡したり,②ご本人の病状が回復し,後見等開始の審判が取り消されたり,③後見人等が辞めたりした時まで続きます。

①については,裏を返せば,原則として亡くなるまで後見人としての業務が続くということです。

②は,たとえば,ご本人が交通事故で重傷を負い,法律的な判断能力を欠くご本人のために後見人を選任したとします。

後見人は,本人の代理人として交通事故の相手方に対し損害賠償請求等を行いますが,亡くなるまでに判断能力が回復するケースもあり得ます。この場合は,裁判所で後見開始の審判を取り消すことによって後見業務が終了します。

③は後見人の辞任です。
しかし,後見人は簡単に後見人としての業務を放棄することはできません。
病気等やむを得ない事情が必要となります。手続としても,家庭裁判所の「辞任の申立」を行い,家庭裁判所の「許可」を得る必要があります。


大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
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投稿者 大宮桜木町法律事務所

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