事務所ブログ

2016年1月27日 水曜日

破産と不動産の売却・放棄・不動産競売


不動産を所有している状態で破産の申立てを行った場合,破産開始決定とともに,不動産の管理処分権は破産管財人に移ります。
破産管財人は弁護士が担い,裁判所が選任します。

破産した場合,不動産はどうなるのでしょうか。

破産管財人は,不動産の売却を試みます(その不動産に抵当権が設定されている場合は,抵当権者の承諾を前提に売却していきます,任意売却)。
不動産を売却してお金に換え,債権者に配当を行うための財産の形成に努めます。

しかし,中には不動産の売買交渉が難航するケースがあります。
この場合,不動産は管理処分の対象から外れ,「放棄」されます。


破産者が個人ですと,放棄することで不動産は破産者のもとに戻ります(破産者の自由財産になります。)。
一方,破産者が会社の場合は,放棄することで不動産は清算法人のものになります。

今回,「季刊 事業再生と債権管理 冬号 NO151」を読む機会がありました。

放棄の性質,放棄までの破産管財人の交渉努力,どのような場合に放棄が認められるか,放棄後の権利関係などケースごとに論じられていて大変参考になりました。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp


投稿者 大宮桜木町法律事務所

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