事務所ブログ

2016年6月15日 水曜日

証拠の行方 大事な契約書などの証拠は裁判所に提出してしまう?


裁判を経験されていない方でも,証拠が重要という話は聞いたことがあると思います。

証拠はどのように裁判所に提出されるのでしょうか。

たとえば,さいたま地方裁判所で民事の貸金返還請求裁判が係属しているとします。

裁判の証拠として借用書がある場合,借用書をコピーして証拠番号を振って提出します。原告が提出する証拠は甲号証,被告が提出する証拠は乙号証といいます。

証拠が写しでなく原本である場合(本物の借用書),記録として借用書の写しを提出した上で,原本は裁判の場で裁判官,相手(代理人)に示します。原本を取り調べて「提出」扱いとなります。

特に重要な原本でない場合は,一別して確認して終わることが多いですが,偽造の可能性がある書類や書類の作成時期などが争われる場合は,法廷でじっくり確認することになります。

以上のやりとりのあと,原本は最終的にご自身のもとに戻ります。原本そのものを裁判所に提出して戻らないということは原則としてありません。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp


投稿者 大宮桜木町法律事務所

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