事務所ブログ

2016年6月28日 火曜日

遺産分割の弁護士費用 5 遺産に不動産がある場合

不動産(土地・建物)がある相続の弁護士費用
 相続事件において遺産として不動産がある場合,どのように弁護士費用を算定するのでしょうか。

弁護士費用の算定方法

 不動産の評価方法には様々ありますが,弁護士費用を算定するための基準としては,時価の7割と言われている固定資産税評価額を基準に算定することが多いといえます。
 たとえば,さいたま市大宮区に評価額1000万円の土地と500万円の建物を所有している被相続人がいたとします。相続人は2人とします。
 本来は不動産の固定資産評価額である1500万円を基準に弁護士費用を算定していきます。しかし,相続人間で不動産は売却してお金に換えることで一致していており,その点でトラブルはないとします。
 この場合は,遺産の範囲及び相続分について争いがないと一般的にいえますので,評価額の1/3を基準とする以下の算定式を目安にすることが多いといえます。
不動産の弁護士費用の算定式(例) 
 着手金
 (1500万円×1/3×1/2)×8パーセント=20万円(税抜)
 報酬金
 (1500万円×1/3×1/2)×16パーセント=40万円(税抜)

 一方,①相続人間で不動産の評価に争いがある場合,②誰が不動産を取得するかなど,不動産の分割方法に争いがある場合,③評価額がそれほど高額でない場合などは評価額の1/3とせずに,評価額を基準に弁護士費用を算定することが多いかと思います。

最後に
 遺産に不動産がある場合は,予め固定資産評価額をお知りになった上で弁護士に法律相談されるとよいでしょう。固定資産評価証明書は役場や支所で取れますし(たとえば,さいたま市内の不動産ですと,大宮駅支所で取得ができます。),毎年送付される納税通知書にも記載されております。

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大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp


投稿者 大宮桜木町法律事務所

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