事務所ブログ

2016年7月13日 水曜日

財産管理人研修に参加しました。 大宮|弁護士|相続ブログ

大宮桜木町法律事務所では,埼玉弁護士会が主催する財産管理人研修に参加して参りました。

研修では,さいたま家庭裁判所裁判官,書記官の方から講義をいただきました。

財産管理人には,相続人が不存在の場合に選任される相続財産管理人,裁判を起こす際に被告となる者の所在が不明の場合等に選任される不在者財産管理人があります。広い意味では成年後見人も財産管理人に含まれるかと思います。

その中で,今回は相続財産管理人の管理業務等についてお話をいただきました。

管理人に選任された場合,弁護士は,対象の被相続人の財産を管理する立場として,管理の結果を一定の期間ごとに報告していきます。

たとえば,被相続人の残した不動産の売却,預金,株式及び投資信託等の換価,債権者への弁済,永代供養,お墓の問題など様々な業務を行っていきます。今回,報告を受ける裁判所の立場からのお話を聞くことができ,大変有意義でした。

また,管理業務のみならず,対象の被相続人に資産がない場合の予納金の額,相続財産管理人選任の申立における管理人推薦の可否など,普段頭を悩ませる問題について,分かり易く講義をいただくことができました。

というのも,ご相談者から,遺産分割をしたいのだけれども,相続人の一人が既に死亡しており,戸籍調査をしたところ相続人がいない(相続人がいてもみな相続放棄してしまった。)ので協議ができなくて困っているというご相談を受けることがあります。

このときに,当該相続人に相続財産管理人をつけてほしいという申立てを家庭裁判所に行うわけですが,問題点として,①申立人側で人となりを知り,信頼できる弁護士を推薦することができるか,②申立てに当たって,それなりの額の予納金を納付することになりますが,その予納金額を払うことが難しい場合に裁判所と協議の余地があるかという問題に直面することが結構あのです。

①については,さいたまの裁判所の運用では,一律弁護士会推薦の形をとり,申立る側からの推薦は認められておりません。また,②については,原則として裁判所の運用金額となりますが,例外的に考慮される余地はあるようです。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp



投稿者 大宮桜木町法律事務所

カレンダー

2018年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31