事務所ブログ

2016年8月17日 水曜日

さいたまの裁判所と管轄


さいたまの地方裁判所は,浦和にあるさいたま地方裁判所のほか,4つの支部からなります。さいたま地方裁判所は本庁といいます。

支部は越谷,熊谷,川越及び秩父の4支部となります。
本庁と支部に違いはありませんが,たとえば,裁判員裁判や労働審判など対応できる案件に違いがあります。

どこの裁判所に訴えるかの問題を管轄といい,管轄に従って事件が係属する裁判所が決まります。

大宮桜木町法律事務所では,浦和のさいたま地方裁判所に係属する事件が多くの割合を占めます。しかし,私などは,現在秩父を除き,3支部の裁判所に係属する事件が並行して係属しており,他支部の案件も扱っております。

なお,秩父支部に管轄のある事件でも,訴える側,訴えられる側の事情によっては別の裁判所に管轄をもっていくことができます。これを合意管轄といいます。

たとえば,裁判を起こす前の交渉段階で,浦和と大宮の弁護士が双方の当事者に就いていた場合,秩父は双方にとって遠方ですので,当事者の便宜から浦和のさいたま地方裁判所に管轄を持っていくことができます。

また,管轄の合意は契約書の最後の方にも条項として設けられることが多いです。

たとえば,遠方の他県の不動産の売買契約を締結することがありますが,その場合は,万が一紛争が起きた場合に,必ずさいたま地方裁判所を管轄裁判所とする合意条項を入れるようにしております。

民事訴訟法 第11条第1項
当事者は,第1審に限り,合意により管轄裁判所を定めることができる。


大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp



投稿者 大宮桜木町法律事務所

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