遺産相続

2017年5月10日 水曜日

お客様の声の更新

大宮桜木町法律事務所では、「お客様の声」を更新いたしました。

本件は遺産分割を事務所内の弁護士が共同受任した案件でした。

遺産分割は感情が支配する側面も多々ありますが、本件は理論上の論点もあり、解決まで複数回の調停を要することになりました。

今回、無事解決し、感謝していただき、関わった代理人としてもうれしい限りです。
今後とも真摯に対応してまいります。

http://www.os-law.jp/okyakusamanokoe/

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所 | 記事URL

2017年1月24日 火曜日

成年後見円滑化法と後見実務 後見人の郵便物と被後見人死亡後の事務


 先日、埼玉弁護士会が主催する「成年後見円滑化法と後見実務への影響」というテーマの研修に参加しました。

民法及び開示事件手続法の改正点

1.転送郵便の開封
  成年後見人は、破産管財人と異なり、被後見人の郵便物の転送を受け、開封する権限まではありません。
  しかし、今回の改正により、必要がある場合に家庭裁判所の審判を経て被後見人宛て郵便物の転送を受けることができるようになりました。

2.死後事務の明文化

  また、成年後見人は、原則として被後見人の死亡によって法定代理権がなくなりますが、被後見人に身よりや相続人がいない場合などに元後見人が死亡後の事務を行わなければならないケースがあります。これまでは事務管理等という構成で対応してきましたが、今回の改正で、①死後事務としてできることが明文化されるとともに、②審判を経て可能となるものが明文化されました。

 いずれも成年後見円滑化法という法律ができたわけではなく、標記にもあるとおり、民法及び家事事件手続法の改正となります。

 とりわけ後者の死後事務について、従前の扱いとの関係がよく分かり、大変有意義でした。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所 | 記事URL

2016年12月22日 木曜日

相続分野における判例変更 「預貯金は遺産分割の対象か」


先日,相続の分野において,重要な最高裁判例が出されました。

「預貯金が遺産分割の対象になるか」という問題です。


1.これまでの判例実務

この記事の題名をみて,当然に対象になると思われる方も多いと思います。

というのも,相続の場で,預貯金が遺産分割協議の場に出てこない案件というのはまれです。むしろ,多くのケースで預金は遺産分割の対象とされております。

しかし,理論上,預貯金は可分債権であって,相続と同時に当然に各相続人に分割されるのであって,当然には遺産の対象にならないというのがこれまでの最高裁判例だったのです。

その結果,遺産分割協議中であっても,相続人の一人は,銀行を相手に自己の相続した預金債権の払戻を請求することができました(もっとも,銀行は任意の払い戻しに応じませんので,払い戻しを実現するためには裁判が必要となります。)。

このように,預金は当然には遺産とはならないというのがこれまでの判例で,実務では,相続人間の合意があることを理由に預金を遺産分割の対象としていたのです。


2.問題の所在

それでは,預貯金を遺産に含めるか否かで揉めるケース(相続人間で預貯金を遺産とする合意ができない場合)というのはどのようなケースでしょうか。

まさに今回の最高裁判例の事案が典型例といえますので,紹介したいと思います。


3.「平成28年12月19日 最高裁大法廷決定」の事案

被相続人は父親です。父親が死亡して相続人は2名です。
相続人が少し複雑です。一方は,被相続人の弟Aの子です。もう一方は,被相続人の妹Bの子です。いずれも被相続人との間で養子縁組が結ばれておりました。

遺産は,預貯金と不動産でした。遺産の額は,預金が合計で250万弱,不動産の価額は258万1995円でした。

ここからがポイントですが,被相続人は,生前,Bに5500万円の生前贈与をしておりました。
この生前贈与はいわゆる特別受益とされます。その結果,本来であれば,同額を遺産に持ち戻し,贈与を受けていた者は,自己の相続分から贈与額を差し引かれることになります。

生前贈与を受けていないAの子は,B側の特別受益を主張することになります。
具体的には,今回の遺産分割でB側の特別受益を理由に不動産はAの子が取得するべきと主張しました。

しかし,Bの子は先ほどの従来の最高裁を前提に争いました。

具体的には,預金は,相続人間で遺産分割の対象とする旨の合意がない限り遺産に含まれない。Aの子とBの子で合意が成立していない以上,生前贈与を受けたBの子は相続開始と同時に当然に相続人が相続分に応じて預貯金を分割取得すると主張して争ったのです。

原審である大阪高等裁判所は,従来の最高裁判決を理由にAの子の主張を認めませんでした。


4.判例変更

今回の最高裁判決は,判例変更をし,以下のとおり判示して本件を大阪高等裁判所に差し戻しました。

「共同相続された普通預金債権,通帳貯金債権及び定期貯金債権は,いずれも,相続開始と同時に当然に相続分に応じて分割されることはなく,遺産分割の対象となるものと解するのが相当である。」

今回の最高裁判例は,預金債権の内容・性質,共同相続人間の実質的公平などの観点から上記判例変更を行いました。
興味のある方は実際の判決文を参照されるとよいと思います。

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/354/086354_hanrei.pdf

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所 | 記事URL

2016年10月21日 金曜日

裁判所の期日は急に決まるのか?


裁判,調停及び破産の債務者審尋など,裁判所の手続には様々なものがあります。
手続の中には,ご依頼者本人に裁判所に出廷いただく必要があるケースもあります。

この場合,裁判の日程などは突然決まるのでしょうか。
裁判所の執務時間は平日の10時から5時までとなりますので,お仕事をされている方からしたら気になるかもしれません。

しかし,いずれの手続も,事前に,裁判所から代理人宛いくつかの期日候補日の打診があります。通常の裁判ですと,期日は1か月程度先の候補日がいくつか挙げられます。

ご依頼者の出廷・同行が必要な場合には,弁護士の日程と調整した上で,出廷可能な日を裁判所に連絡することになります。

したがって,ある程度余裕をもって期日が指定されることになります。

もっとも,仮差押,仮処分といった保全手続など,急ぎ期日を入れる必要がある場合でご依頼者の同行が必要な場合もあります。この際は期日を優先いただくことが多いでしょう。

遺産分割,離婚の調停等では,裁判所(調停委員),双方の当事者,代理人の予定を合わせなければならず,次回期日が2か月近く空いてしまうこともあります。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所 | 記事URL

2016年9月26日 月曜日

弁護士費用について相続サイトの記事を更新しました。


大宮桜木町法律事務所では,相続,遺産分割の弁護士費用(着手金・報酬金)を分かり易くご説明するため,Q&A方式の記事を追加・更新いたしました。

一つの目安としてご検討いただければ幸いです。


http://nikoniko-sozoku.com/qa/

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
メール info@os-law.jp

投稿者 大宮桜木町法律事務所 | 記事URL

  • 交通事故について
  • 離婚問題
  • 相続問題
  • 借金問題
  • 労働問題
  • 企業法務
  • 顧問契約
  • 一般民事・その他
  • その他取り扱い分野
アクセス


大きな地図で見る

〒330-0854
さいたま市大宮区桜木町
4丁目241番2号 山崎第二ビル5階A

お問い合わせ 詳しくはこちら