債務整理

2016年10月19日 水曜日

同時廃止手続で裁判所への出廷を要しない場合


さいたまの裁判所では,集団免責審尋期日は,原則として破産した方が出廷しなければなりません。

しかし,特別な事情がある場合には,出廷しないケースもあり得ます。たとえば,破産する方が身体障害者の方で,出廷が困難な場合に集団免責審尋期日を経ずに免責決定をいただいた経験があります。

なお,単に体調の不調やうつ病などの精神疾患だけでは,原則どおり出廷が必要となるものと思われます。

その他,裁判所によっては,同時廃止の場合,原則として書面審理のみの運用とする裁判所もあります。この運用の場合,そもそも裁判所に出廷することはありません。

個人的には,破産した方の新たな決意のためにも,一度は裁判所に出廷して裁判官の話を伺うことは重要なことではないかと考えております。

大宮桜木町法律事務所
弁護士小川武士
電話  048-783-3523
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2016年10月17日 月曜日

破産 集団免責審尋期日では何が行われるか


さいたまの裁判所では,同時廃止決定をいただいた場合,事前の債務者審尋期日への出廷を裁判所から求められない限り,集団免責審尋期日に出廷します。

集団免責審尋期日は,概ね破産開始決定の後,3か月程度空けた時期に指定されます。
この間に債権者の意見を聞くことになります。

集団免責審尋期日では,裁判官から,①破産手続はどのような制度か,②申立書の内容に誤りがないか,債権者に漏れはないか,③2度目の破産は原則としてできないことなどの一般的な話があります。

集団免責審尋期日では,裁判官から個別に質問をうけたりすることは原則としてありません。
時間も概ね10分以内で終わることが多いでしょう。審尋期日には代理人の弁護士も同席します。

なお,集団免責審尋期日で免責が決定されることはありません。1週間ほどして代理人の弁護士事務所宛に免責決定書が送られることになります。

弁護士の破産申立代理業務は,免責決定が出ると終了します。

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2016年10月14日 金曜日

自己破産を申し立てた場合,裁判所に出向くか?

さいたまの裁判所の運用では,同時廃止手続がとられた場合でも裁判所に出向き,審尋期日(しんじんきじつ)に出席することになります。

審尋には2種類あります。

まず,同時廃止手続が管財手続か検討を要する場合等では,破産開始決定をいただく前に,裁判官と個別に面談することになります。これを破産開始決定前の「債務者審尋」といいます。債務者審尋期日は短いと10分弱で終わることもあれば,30分程度かかることもあります。

次に,事前の債務者審尋期日を経ることなしに,破産開始決定をいただき,その後,約3か月程度した際に,集団面接に出向く場合があります。これを「集団免責審尋期日」といいます。

破産開始決定前の債務者審尋期日が開かれますと,原則として免責審尋期日に出廷する必要はありません。

免責審尋期日では,同じ時期に破産開始決定をいただいた方とともに,裁判官の話を聞く形がとられることになります。


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2016年10月13日 木曜日

破産手続と裁判所への出廷


破産手続では,原則として破産管財人が選任され,破産管財人は,破産した方の財産を調査し,債権者に配当を行う役割等を担います。この場合,破産した方は概ね3か月毎に開かれる「債権者集会」に出廷します。

一方,概ね20万円以上の資産がなく,借金の負い方等に問題がない場合には,「同時廃止手続」がとられます。
弁護士に相談すると,最初の説明の後は,「どうはい」と略したりすることがあります。

同時廃止手続がとられますと,破産開始決定とともに破産手続は終了します。
しかし,破産開始決定を得ただけでは借金を免れることになりません。最終的に裁判所から免責決定をいただく必要があります。

同時廃止手続の場合は,多くのケースで,破産開始決定を得た後,約3か月ほど債権者の意見を聞き,最終的に免責決定をもらえるかの判断がなされます。

同時廃止手続の場合,破産管財人が選任されることはありません。債権者集会が開かれることもありません。

さいたまの裁判所では,同時廃止手続の場合,「審尋期日」(しんじんきじつ)が設けられます。破産した方は,原則として弁護士とともに,審尋期日に出向く必要があります。

破産法216条第1項

裁判所は,破産財団をもって破産手続の費用を支弁するのに不足すると認めるときは,破産手続開始の決定と同時に,破産手続廃止の決定をしなければならない。

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